三脚やパノラマ雲台なしにパノラマを撮ろう!
PanoTool
iPhone と iPod touch 用

PanoTool(パノツール)は、あなたのiPhoneとiPod touchを、傾斜計(クリノメーター)に変身させます。 デジタル一眼レフやコンパクトデジカメと一緒に使えば、三脚やパノラマ雲台を使うことなく、美しいパノラマを撮れるのです。

サウンドのガイダンスに従えば、カメラの横方向の傾きを防止しつつ、なんと最大縦方向4行までのパノラマの元画像を撮影可能です。

正確な傾斜を知ることにより、ハンドヘルドのカメラで360° x 180°の全球パノラマが撮れてしまうのです (適切なワイドレンズが必要)。

一眼レフカメラでPanoToolを使う場合には、iPhoneをカメラの底に固定し、カメラをポートレート方向に構えます。 iPhoneが滑らないように、ベルクロ(マジックテープ)などで固定します。 コンパクトデジカメで使う場合には、iPhoneを2本の輪ゴムで止めます。iPhoneとカメラの間に少々詰め物をするといいでしょう。

PanoToolにはFOV(視野角)電卓のPanoCalc(パノカルク)が付属しています。 PanoCalcを使えば、魚眼でないレンズで、何枚の写真を、どんな角度で撮ればいいかを容易に知ることができます。 最大縦方向4行までの計算と、それぞれの写真の重なり度合いがわかります。もちろん天井部と床部分で必要な写真の枚数も計算できます。

PanoToolはiPhoneとiPod tocuhの両方で動作します。



特に断りのない場合、このWWWサイトに掲載されているパノラマ(及びパノラマを様々な投影法で変形したもの)は全て、 8mm魚眼レンズとPanoToolまたはHaPaLa(PanoToolの前身で、レーザポインタを使ったシステム)で撮影されたものです。 各々のパノラマの詳細は私のFlickrのページにあります。

8mm魚眼を付けたキヤノンEOS Kiss デジタルと、ベルクロを貼り付けたソフトケース入りのiPod touch

上図は30度という設定値に対して、1度以内に入ったところ。撮影者は音でこの状態を知る。

PanoCalc(パノカルク)。 視野角とさまざまなパノラマの基本的計算器。