1 PanoCalcは魚眼レンズの計算ができますか?
2 どんな糸を使うのが一番いいでしょう?
3 オーバラップはどれぐらいにするのがいいの?
FOV(視野)計算機もパノラマの各種計算も、通常のレンズにのみ対応しています。 魚眼レンズの計算は複雑で、状況に応じて扱い方を変えなければなりません。 魚眼レンズについては、このWWWでつぶさに述べました。 ニッコール10.5mmもパノラマ向きの優れたレンズです。
基本的には普通の木綿糸が良いです。ほとんど見えませんし、十分に強度があります。 しかしながら細いと絡まるので、少し太いほうが扱いやすいでしょう。 (訳注:クロバーのアジアン結美紐極細の黒が良いです。扱いやすく丈夫で、入手しやすいです)
何を撮るかによります。さまざまな理由で、重なり部分がより多く必要となります。
(1) パノラマのソフトウェアがきれいなブレンドをするためには、十分なオーバーラップを与えてやる必要があります。
空がしましまになるのを防ぐには、建物を撮る場合より多めのオーバラップが要る傾向にあります。
(2) つなぐポイントを見つけるために、オーバーラップが必要です。なので写真が2枚あり、両方とも空しか写っていないなら、オーバラップはまったくいりません。
(3) その他の条件としては、周りに群集やなにかがいて、その人々との距離や、人をパノラマに入れたいのか、それとも消してしまいたいのか、のようなケースがあります。
とはいうもののぶっちゃけ25%から30%ぐらいのオーバラップを試してみたらいいんじゃないかと思います。